まとめ


1.ユーザー、環境、作業に対して、表示特性の適応が不十分であることが
  ユーザーの視覚負担要因になっている
2.輝度、コントラスト、文字サイズ、フォントが直接操作で自由に調節できる
  ディスプレイが必要.個別要因の最適化ではなく,個々のユーザーの視覚の
  コントラスト空間周波数特性との適合性を総合的に高めることが重要である
3.2.において適正な文字サイズとストローク幅の確保が重要であり、
  中途半端な高精細化は視覚負担要因となり得る
4.2.と3.のために超高精細表示の実現(200ppiでは不足)が不可欠
5.映り込みは,未だディスプレイ作業の視覚負担要因となっている.
  しかも,映り込みは過去3年間,低減するどころか増加している
6.身体部位の負担軽減のために充分な作業空間の確保が重要

利用者中心のディスプレイ技術への鍵