研究室紹介2014年3月閉室 |
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研究と関連分野 |
人間を中心にして人間とテクノロジーのマッチングを図る |
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さまざまな技術の情報機器がネットワークを介して生活場面に広く導入されるようになって,ユーザーとしての人間を中心にした製品やシステムの設計の重要性が高まっています.人間を中心にしてテクノロジーを考えることは,視角を広げてテクノロジーを考えることにほかなりません.理系と文系が一緒のキャンパスにあり少人数の研究室で伸び伸びと研究に取り組める成蹊大学理工学部ならではの研究を展開したいと考えています.超や極を冠した研究だけではない生活に密着したもうひとつのテクノロジーを目指しています. |
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関連領域 認知工学、人間工学、システム工学、経営工学 |
研究室のモットー 運・鈍・根 |
リニアモデルによる製品開発に対する生態学的視点 |
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我が国では技術の基礎は科学にあると考えることが多い.科学は対象だけを見て真実を切り出す.したがって,技術は利用者としての人間を視野から外しがちになる.人間中心の技術開発に必要なのは,まずは人間と技術との相互作用をありのままに記述すること,すなわち生態学的な視点である.限られた変数しか扱えない実験室実験だけからは真の人間中心の技術は生まれにくい. 液晶ディスプレイを対象とした場合の生態学的な視点 |